高原英理が二十有余年を費やし世界に問う思弁小説、ついに刊行!
神よりさらに高い次元に響く音をこの小説の中に聴きました。
すべての着地点を知りました。 町田康
詩、絵画、音楽から、星と鉱物から、精神の内奥に輝く結晶から、異世界への扉は開く。夢は通路である。身体の変容とともに時間が加速される。そこでは無数の世界が死んでゆく。だが全宇宙に響きわたるハーモニーとともに光はやってくる。夢想と世界変革の哲理をたどる果てしない物語が今、静かに幕を開ける。
http://www.kankanbou.com/books/novel/0426