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藤宮若菜『まばたきで消えていく』

1,870円

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命の際の歌が胸を突く 残酷すぎるこの世だけれど、人間を知りたいと心から願っている。肝を据えて見つめ直す愛おしい日々。(東 直子) 【5首】 寝ころんであなたと話す夢をみた 夏で畳で夕暮れだった これは異性のための表情(待って)(もう行こうよ)(わたしたちでいたいよ) 生まれ変わったら台風になりたいねってそれからは溶ける氷をみてた いつまでも少女でいてとコンタクトレンズを踏みつぶすような祈り 煙草入り缶チューハイが倒れてる ふたりはふつうに暮らしましたでした http://www.kankanbou.com/books/tanka/shinei/0468

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