SOLD OUT
短歌誌「メルクマール・メルルマーク」800円
◆執筆者 エッセイ 山野辺太郎
短歌 雨月茄子春、今哀子、宮川漣
評論 弘平谷隆太郎
◆装画 けけ
◆編集発行 雨月茄子春
執筆者紹介
山野辺太郎「すみれを摘みに」
@yamanobe_taro
春と文化の香る書き下ろしエッセイです。不思議な文体にあなたも中毒になること間違いなし!
『いつか深い穴に落ちるまで』で第55回文藝賞受賞、河出書房新社より出版。「アメトーーク!」にてラランド西田さんに紹介されたことでも話題に。
今哀子「トゲヌキマス」
@3156AIKO
内省的な文体と痛みを伴う身体感覚が魅力的な夏の連作です。好きな食べ物はすいか。連作を読む前と読んだ後ではこの「すいか」の印象が変わる気がします。
“父の死は沈殿する小説のよう よかったな読んでおいて、小説”
宮川漣「埼玉のDNA」
@ren_38kawa
みやがわではなくみやかわさん。埼玉に移り住んでからの日々を詠んだ連作です。変身魔法をかけられたような感覚があります。
北海道短歌会OG。北十(@hokuto_1998)同人。
“隙間なくうめればドンキになれたかもしれないルミネ大宮を去る”
弘平谷隆太郎 「放たれた鳥たちの歌」
第37回現代短歌評論賞候補作。萩原慎一郎『滑走路』を軸とした論が展開されています。内容の面白さもさることながら、それを下支えする文章表現がとても美しいです。
第38回現代短歌評論賞受賞。2021年すばるクリティーク賞最終候補。
雨月茄子春「ぐるぐる」、「スナフキン・ハート」、「百年」
@ugetsunasuharu
新作の短歌連作「ぐるぐる」のほか、笹井宏之賞最終選考候補の短歌連作を2篇載せています(一部改作)。
(雨月茄子春さまのサイトより)