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そこにある、やってくる、拡散する言葉/声のうねりにのみ込まれる。
蜆シモーヌ、待望の第二詩集刊行。装幀=鈴木規子。
「ぴりか/ぴりか/ここは楽園です。」(「ぴりか」)
「ひとはみずからを/模倣して/なにももたずに、そこをでていく」(「春のために」)
目次
序詩 ピアノ
感性
ぴりか
時代
ぼくたちのことばが転んだとき
王国の朝
かお
祝下心
あん おきゅぱいど
りっく、すりっくる、きてます痛み
えむされみしーするし恣意、してほしい
春のために
でらぱてでじゅじゅぶ
てすとてすと、たえ子。島ぷうるすくりいん
まにふぇすと
わるつ
著者プロフィール
蜆 シモーヌ (シジミ シモーヌ) (著/文)
1979年生まれ。第59回現代詩手帖賞受賞。
詩集『なんかでてるとてもでてる』(思潮社、2021年)。