{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

鎌田尚美『持ち重り』(思潮社)

残り1点

2,640円

送料についてはこちら

第1詩集 最中はポケットの中で、持ち重りするようだった 背を丸め歩きながら、柔らかな和紙に包まれた最中を、掌でそっと運ぶことを夢想した (「持ち重り」) 「善悪の彼岸で語ることの魔力に目覚めてしまったというような、知的かつ即物的な新たな才能の出現」(野村喜和夫)、「私たちの現実の平穏のすぐ隣にある不条理のあらゆる姿が、あたかも〈眼〉を向けてくるかのようである」(和合亮一)。淡々と綴られ照らされる、現実の深い裂け目。鋭く日常を切りとる23の詩篇。

セール中のアイテム