new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

モニーク・ロフェイ『マーメイド・オブ・ブラックコンチ』(左右社)

残り1点

2,970円

送料についてはこちら

1976年。カリブ海に浮かぶブラックコンチ島の漁師デイヴィッドは人魚アイカイアと出会い、伝説の存在である彼女に惹かれていく。 だが、ある日島で開かれた釣り大会で、アメリカ人の親子がアイカイアを釣り上げてしまう。博物館に売り飛ばそうとする彼らから瀕死の人魚を盗み出し、自宅に匿うデイヴィッド。世話をするうち、アイカイアは少しずつ人間の姿に変化していく。 彼女は呪いで人魚に姿を変えられた、千年前の先住民族の少女だったのだ。 一緒に暮らすうちにデイヴィッドと心をかよわせ、領主やその息子と仲良くなるアイカイアだったが、獲物を奪われたアメリカ人、ひと儲けをたくらむ村人、そして永久の呪いが彼女を放っておいてくれるわけもなく──。 著者プロフィール モニーク・ロフェイ (モニークロフェイ) (著/文) 1965年トリニダード出身。高校生でイギリスに移住し、イースト・アングリア大学で文学と映画を専攻、ランカスター大学でクリエイティブ・ライティングの博士号を取得した。2002年にマジックリアリズム小説【イタリック/Sun Dog】でデビュー。 2020年、第6作目の長編である本作を発表。コスタ賞をはじめ多くの賞を受賞し、数々のベストブックリストに取り上げられた。 岩瀬徳子 (イワセノリコ) (翻訳) 翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業。訳書に『アイリーンはもういない』『ピュリティ』『最悪の館』『もうやってらんない』(すべて早川書房)。

セール中のアイテム