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安達茉莉子『世界に放りこまれた 』 (ignition gallery)

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「歩きながら、電車の中で、道端で、湧き上がる言葉を拾い上げた。何もかもが変わっていくような予感だけがあったが、現実的にはまだその前夜といったところで、身動きが取れないまま予感を感じ続けるような、もどかしい時間を過ごしていた。新しい世界はすぐそこにあり、放りこまれてみたい。とことん無防備になってみたい、というじりじりした気持ちは、そのまま言葉に転写されていった。」 言葉と絵による作品発表を続けている作家・文筆家の安達茉莉子が言葉だけで綴った初めての詩集。 写真:成重松樹 挿絵:安達茉莉子 装幀:横山雄 著者の安達茉莉子さんが率直さを大事に、無防備に、剥き身になって、紡いだ詩17篇を収録しています。 人の目を気にせず、自分の暗い部分も含めて、勇気を持って自分を開いてみると、新しい世界が広がる。 安達さんの言葉は、そんな自由な地平に読者を連れていってくれると思います。 9篇の詩は、本屋twililightでの朗読会で読まれた詩です。だからでしょうか、書かれた言葉であると同時に、安達さんに語りかけられている声のようにも感じます。 声の震えを感じたとき、ひとりでいても、震えが伝わる同じ世界にいるということだと思います。 そんな暖かかで勇気をもらえる安達さんの詩集を開いて、世界に放りこまれてみてください。 安達茉莉子 (アダチマリコ) (著/文) 作家、文筆家。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆をおこなう。著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』(ビーナイス)、『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』(MARIOBOOKS)、『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)ほか、2022年9月に新刊エッセイ集『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)を刊行。

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