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カーソン・マッカラーズ『マッカラーズ短篇集』(ちくま文庫)

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再評価が進むマッカラーズの短篇集。奇妙な片思いが連鎖する「悲しき酒場の唄」をはじめ、異質な存在とクィアな欲望が響きあう触発の物語八編を収録。 【著者プロフィール】 カーソン・マッカラーズ (カーソン マッカラーズ) (著/文) カーソン・マッカラーズ[Carson McCullers 1917―67]: アメリカの女流小説家。ジョージア州に生まれる。初めピアニストを志してニューヨークへ出るが、その直後に授業料を紛失し音楽家を断念、コロンビア、ニューヨーク両大学の創作クラスで学ぶ。主な創作活動期は1940年代で、最初の長編『心は孤独な猟人』(1940)は、村上春樹の手により新訳が刊行され話題となった(2020年8月)。 ハーン小路 恭子 (ハーンショウジ キョウコ) (翻訳) ハーン小路 恭子(はーんしょうじ・きょうこ): 専修大学准教授。専攻はアメリカ文学。ミシシッピー大学英文学課博士課程修了。訳書にソルニットの『説教したがる男たち』『私たちが沈黙させられるいくつかの問い』 西田 実 (ニシダ ミノル) (翻訳) 西田実(にしだ・みのる): 1916-2006年。米国文学者、翻訳者。訳書に『ハックルベリー・フィンの冒険』(岩波文庫)などがある。

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