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濱田美枝子『『女人短歌』 小さなるものの芽生えを、女性から奪うことなかれ』

2,420円

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『『女人短歌』 小さなるものの芽生えを、女性から奪うことなかれ』 濱田美枝子 四六判/並製/320ページ 定価:本体2,200円+税 ISBN978-4-86385-581-6 C0095 装丁 成原亜美(成原デザイン事務所) 女性のために女性自身の手によって編まれた歌誌『女人短歌』。第二次大戦の敗戦直後に創刊され、48年にわたって刊行された。 男性中心の歌壇のなかで結社を超えて女性たちが結束し、相互研鑽に努めた。女性歌人が活躍できる地平を切り拓いた役割は大きい。 五島美代子、長沢美津、生方たつゑ、阿部静枝、山田あき、葛原妙子、中城ふみ子、森岡貞香ら、『女人短歌』に集った歌人たちの魂のリレーを追う。 『女人短歌』について初めての総合的研究書。 【本書に登場する発言の一部】 「私達を自由自在に詠わしてください。(中略)小さなるものの芽生えを、わが民衆から、女性から奪うことなかれ、と私は大きい声で叫びたい」(五島美代子) 「皆さん、男の人を頼っていてなにが出来ましょうや」(長沢美津) 「今までの古い殻をぬぎ、封建性をすて、ただひたすら作品の力による向上を目指す明るい集団を作りたいのが念願であります。ただ作品のみがものを言う正しい集りで終始したいと思います」(北見志保子) 【著者プロフィール】 濱田美枝子(はまだ・みえこ) 1947年富山県生まれ。1973年日本女子大学修士課程修了後、私立フェリス女学院中学高等学校国語科教諭。在勤中、聴講生、客員研究員として二度母校に内地留学。2020年日本女子大学博士課程後期単位修得満期退学。同年4月より日本女子大学学術研究員として現在に至る。共著『祈り──上皇后・美智子さまと歌人・五島美代子』(藤原書店)など。

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