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小松原 織香『当事者は嘘をつく』(筑摩書房)

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1,980円

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紹介 「私の話を信じてほしい」哲学研究者の著者は、傷を抱えて生きていくためにテキストと格闘する。自身の被害の経験を丸ごと描いた学術ノンフィクション。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「私の話を信じてほしい」 哲学研究者が、自身の被害経験を丸ごと描く。 性被害ほど定型的に語られてきたものはない。かねがねそれでは足りない、届かないという思いを抱いてきた。本書には、当事者と研究者、嘘かほんとうかをめぐって幾層にも考え抜き、苦しみ格闘したプロセスが描かれている。これこそ私が待っていた一冊である。――信田さよ子 ジャック・デリダ、ジュディス・ハーマン、田中美津、渡辺京二らのテキストを参照しつつ、新しい語りの型を差し出そうとする試み。 目次 まえがき 第一章 性暴力と噓 第二章 生き延びの経験 第三章 回復の物語を手に入れる 第四章 支援者と当事者の間で 第五章 研究者と当事者の間で 第六章 論の立て方を学ぶ 第七章 私は当事者ではない 第八章 再び研究者と当事者の間で 第九章 語りをひらく あとがき 著者プロフィール 小松原 織香 (コマツバラ オリカ) (著/文) 学術振興会特別研究員PD(関西大学)。2017年、『性暴力と修復的司法』(ジェンダー法学会奨励賞)出版。論文「野生の声を聴く」(『早稲田文学2020夏)など。

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