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【アーカイブ視聴チケット】『万物の黎明』刊行記念 酒井隆史さん・森元斎さんトークイベント「アナーキーな知はどんな世界をみせるのか ——負債、ブルシット・ジョブ、人類史、九州」
1,650円
※こちらはダウンロード商品です
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3.12MB
※※配信+アーカイブ視聴チケット※※
人類学者デヴィッド・グレーバーは、考古学者デヴィッド・ウェングロウとの共著『The Dawn of Everything: A New History of Humanity』を遺して、一昨年に惜しくも亡くなりました。今回光文社より『万物の黎明』としてその邦訳が刊行されました。これまで信じられてきた人類の歴史についての常識(思い込み)を打ち砕いてしまう、衝撃的な内容を備えた革命の書と言えるでしょう。人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていたのである!
今回のイベントでは、本書の訳者である思想史・都市史研究者の酒井隆史さん(熊本出身)を福岡にお迎えして、『万物の黎明』や『負債論』『ブルシット・ジョブ』などの著作群について話をうかがいながら、グレーバーを偲びます。さらに『国道3号線 抵抗の民衆史』の著者であるアナキストで哲学者の森元斎さん(長崎大学)も加えて、それぞれ九州と縁が深い3人が九州を深掘りしていきます。
田村元彦さん(イベント企画・聞き手・西南学院大学)より
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日時:
2023年11月21日(火)19:00~20:30(18:30開場)
出演:
酒井隆史さん 聞き手:田村元彦さん
ゲスト:森元斎さん
会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)
録画の1か月アーカイブ付
主催:本のあるところajiro
お問い合わせ:[email protected](担当:田中)
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※こちらはオンライン視聴チケットです。
※購入完了画面に、画像ダウンロードボタンが表示されます。
画像をダウンロードしていただき、画像に記載の配信URLからイベントの録画を12/20午前中まで視聴していただくことが可能です。お客様がリアルで参加されたイベントの様子をあらためてご視聴いただけます。
販売終了:2023年12月19日(火)12:00
配信終了:2023年12月20日(水)12:00
※購入完了後、自動で届くメールからもURL画像はダウンロード可能です。
【登壇者プロフィール】
酒井隆史(さかい・たかし)
大阪公立大学教員、社会思想史、都市史。主要著作に『賢人と奴隷とバカ』亜紀書房(2023)、『通天閣———新・日本資本主義発達史』(青土社、2011年)、『完全版自由論』(河出文庫、2019年)、『暴力の哲学』(河出文庫、2016年)、『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書、2021年)、訳書に、デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ『万物の黎明』光文社(近刊)ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』洛北出版、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』岩波書店(共訳)、『官僚制のユートピア』以文社、『負債論』以文社(監訳)、マイク・デイヴィス『スラムの惑星』明石書店(監訳)、など。
森元斎(もり・もとなお)
1983年東京生まれ。専攻は、哲学・思想史。学位は博士(人間科学)(大阪大学、2015年)。大阪大学大学院人間科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学教員。 著書に『具体性の哲学』(以文社、2015)、『アナキズム入門』(筑摩書房、2017)、『国道3号線』(共和国、2020 年)、『もう革命しかないもんね』(晶文社、2021年)、『死なないための暴力論』(集英社インターナショナル、近刊)、『「ただ生きる」というアナキズム』(青弓社、近刊)など。共訳書に、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社、2015) 、G・ハーマン『思弁的実在論入門』( 人文書院、2020)、D・グレーバー『反転する革命』(以文社、近刊)。
田村元彦(たむら・もとひこ)
1969年和歌山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学大学院政治学研究科で寄本勝美に師事。現在西南学院大学法学部国際関係法学科准教授。専門は政治学、日本政治論、地方自治論。
文化イベント、特にドキュメンタリーの上映に数多く関わり、ミニシアター「KBCシネマ」の企画ディレクターを長くつとめている。2023年秋に福岡市で開催された「水俣・福岡展」においても協賛イベント等を実施。
本のあるところajiroでは今年の春に哲学者・國分功一郎さんのイベントを行い、来年1月には英文学者・河野真太郎さんの著書の刊行イベントを実施予定。