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SOLD OUT
【こちらは第三刷(新装版)となります】
青柳菜摘による第一詩集。
2018年に発表した映像作品での12篇「家の友のための暦物語」と、2021年に書き下ろした12篇「家で待つ君のための暦物語」所収。
「家で待つ君のための暦物語」は同タイトルの映像インスタレーション作品を11月に発表しましたが、そこで使用していたテキストとは異なる新たな詩篇です。1808年にJ.P.ヘーベルが編纂した「ライン地方の家の友」という暦物語、1949年にブレヒトが出版した「暦物語」をきっかけに、どちらにも登場する「家の友」や「コイナさん(誰かさん)」という、世界をただ観察する存在について思いながら書きました。
(2021年11月25日 初版100部発行、2022年2月9日 新装版第二刷300部発行)
※第二刷は仕様が異なる新装版となり、カニエ・ナハによる帯詩「青柳菜摘の「家の友のための暦物語」への十二の返歌」が付きます。
A5版/108ページ/並製本/日本語
デザイン 柳川智之
編集 和田信太郎
(青柳菜摘さん公式サイトより)