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ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(河出文庫)

935円

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アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。 おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。 生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が交差する。 文庫化にあたり、訳者の斎藤真理子による「『すべての、白いものたちの』への補足」、平野啓一郎による解説「恢復と自己貸与」を収録。 【著者、翻訳者プロフィール】 ハン・ガン (ハン ガン) (著/文) 1970年生まれ。韓国の作家。邦訳著書に『菜食主義者』(李箱文学賞、ブッカー賞受賞)『少年が来る』『ギリシャ語の時間』『すべての、白いものたちの』『回復する人間』『引き出しに夕方をしまっておいた』等。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) (翻訳) 翻訳家。訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』チョン・セラン『フィフティピープル』チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』等。 (本著の情報は河出書房新社ホームページより引用)

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