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キム・ソヨン『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(クオン)

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【2022年 第八回日本翻訳大賞受賞作】 人は誰も自分だけの人生という言葉の辞典を持つ 詩人キム・ソヨンがハングル一文字の言葉を通して 人生のさまざまな時間、情景、感情を描いた 私的で詩的な一文字の辞典 「読んだ人がニヤッと笑ってくれたら嬉しいなと思っていた。うなずきながらページの余白に自分なりのまた別のニュアンスを書き込んでくれたらいいなとも思っていた。そうして私が書き記した定義と︑読者の手書きの定義が同じページに一緒に並んでいたら素敵だなと思っていた。  つまり、私の『一文字辞典』は読者が参加することによってはじめて完全な辞典となる。私と未知のあなた、私たち二人でこの本を完成させるのだ」 ――「はじめに―日本の読者に向けて」より 【目次】 はじめに―日本の読者に向けて ㄱ 犬になりたい     ㄴ 「おまえ」の集合体 ㄷ ほんの一瞬たりとも     ㄹ 丸を意味する言葉     ㅁ 遠くにあるから     ㅂ 半分だけ考えて、半分だけ話す     ㅅ 新年最初の日     ㅇ 意外なところ ㅈ さよなら     ㅊ 私の窓たち ㅋ 鼻の奥がつんとする ㅌ 押す時ではなく引く時     ㅍ 腕を広げると     ㅎ 回復できるので     監訳者あとがき―私の一文字は「 」。 【著者、翻訳者プロフィール】 キム・ソヨン (キム ソヨン) (著/文) 詩人。誰も私に詩を書いてみたらなんて言わなかったから、詩を書く人間になった。 詩集に『極まる』『数学者の朝』、エッセイ集に『心の辞典』などがある。これまでに露雀洪思容文学賞、現代文学賞、李陸史詩文学賞、現代詩作品賞などを受賞。 アンソロジー詩集『地球にステイ!』にも作品が掲載されているが、単著は本作が初の邦訳となる。 姜信子 (キョウ ノブコ) (監修 | 編集) 作家。横浜生まれ。路傍の声に耳傾けて読む書く歌う旅をする日々。 主な著書に、『棄郷ノート』(作品社)、『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ! 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『生きとし生ける空白の物語』『路傍の反骨、歌の始まり』(港の人)、『はじまりはじまりはじまり』(羽鳥書店)、『声 千年先に届くほどに』『現代説経集』(ぷねうま舎)、『平成山椒大夫 あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』(せりか書房)、『はじまれ、ふたたび』(新泉社)など多数。 また、訳書に『あなたたちの天国』(李清俊 みすず書房)、『モンスーン』(ピョン・ヘヨン 白水社)、共訳に詩集『海女たち』(ホ・ヨンソン 新泉社)『たそがれ』(黄晳暎 CUON)等がある。

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