『早笛』から『あさげゆふげ』まで、現代短歌を代表する歌人・馬場あき子の全二十七歌集、約1万首を完全収録。半生をたどる口絵に加え、手帳メモも丹念にひろった詳細年譜や画期的な下句索引、上句索引を収載。
目次
[第一巻](全二十七歌集 書影・目次・書肆データ付き)
第1歌集『早笛』 第2歌集『地下にともる灯』 第3歌集『無限花序』 第4歌集『飛花抄』 第5歌集『桜花伝承』 第6歌集『雪鬼華麗』 第7歌集『ふぶき浜』 第8歌集『晩花』 第9歌集『葡萄唐草』 第10歌集『雪木』
第11歌集『月華の節』 第12歌集『南島』 第13歌集『阿古父』 第14歌集『暁すばる』 第15歌集『飛種』 第16歌集『青椿抄』 第17歌集『青い夜のことば』 第18歌集『飛天の道』 第19歌集『世紀』 第20歌集『九花』
第21歌集『ゆふがほの家』 第22歌集『太鼓の空間』 第23歌集『鶴かへらず』 第24歌集『あかゑあをゑ』 第25歌集『記憶の森の時間』 第26歌集『渾沌の鬱』 第27歌集『あさげゆふげ』
[第二巻]
解題、馬場あき子論、著書一覧、年譜、上句索引、下句索引、あとがき
著者プロフィール
馬場 あき子 (ババ アキコ) (著/文)
1928年、東京都生まれ。昭和女子大学卒業。短歌結社「かりん」主宰。『記憶の森の時間』のほか、多数の歌集を上梓する一方、能や民俗学の分野、古典評論の著述も多い。『歌説話の世界』では紫式部賞を受賞。日本藝術院会員。朝日新聞歌壇選者。文化功労者。