ひとくちに「川柳」と言っても、本当に様々な川柳があるんだなぁと体感していただけると思います。
よく知らないけど、ちょっと川柳、気になるなという方も、三度の飯より川柳が好きという方も、思う存分、川柳を浴びて下さい。
川柳のお祭り、『川柳EXPO』、いよいよ開幕です。(巻頭言より)
川柳には「サラリーマン川柳」や「シルバー川柳」だけでなく、短詩の一ジャンル、文芸としての川柳というものがあります。
意外な言葉によって紡がれる詩的な川柳、繊細な心の動きや思いを詠んだ川柳、鋭い視線を感じさせる社会派の川柳、独特のナンセンスやユーモアを発揮した川柳など、実に様々な川柳が存在するのです。
ここにはきっと、「あなたの心を動かす川柳」があるはずです。
2023年5月、まつりぺきん(編著者)の呼びかけにより集まった、51名の川柳作家による1,020句の連作川柳アンソロジー。
20句の連作・群作川柳作品を川柳作家毎に掲載。
選評には小池正博(「川柳スパイラル」編集発行人。書肆侃侃房『はじめまして現代川柳』編著など)。