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水の家ブックス
『有りのままにまぶした噓』
天谷千香子
四六上製、464ページ
ISBN978-4-86385-626-4 C0093
装幀 幸尾螢水
挿画 柴田芳江
初で最後の
珠玉の作品集
心から慈しんでくれた父、自由をもとめて気ままに生きた母
病を得て戻った母は私に秘密のすべてを委ねた
桎梏の刻から零れ落ちた言葉が匂いたち
小説は生まれた
祖父母、父、母、きょうだいたち
生涯を通して出会ったすべての人々への
感謝をこめて―
【著者プロフィール】
天谷千香子(あまがや・ちかこ)
1936年生まれ。
村岡屋ギャラリー(新天町南通り)マネージャーとして開廊から25年勤務、運営を担う。
福岡市文学賞
九州芸術祭文学賞(2 回)