あの韓国ドラマはどんな思考から生み出されたのか。脚本家22人が語るインスピレーションの源、執筆の過程、物語(イヤギ)への想い
『ハンギョレ21』と姉妹誌『シネ21』が、視聴者に愛されている韓国ドラマの脚本家22人へのロングインタビューを敢行。日本でもはまる人続出の韓国ドラマは、どのような思考から生み出されたのか――――。
ドラマファンはもとより、「書く」ことに関心のある人、創作の現場に携わる人に刺激となることばに満ちたインタビュー集。
「本当に作りたい作品は、この先に待っている」
キム・ボトン(「D.P―脱走兵追跡官―」)
【目次】
プロローグ
“21”もドラマだ。/ファン・イェラン〈ハンギョレ21〉編集長
22人のドラマ脚本家に出会った。/イ・ジュヒョン〈シネ21〉編集長
01 チョ・グァンジン(「梨泰院クラス」)
02 ノ・ヒギョン(「ライブ~君こそが生きる理由~」「私たちのブルース」)
03 パク・ヘヨン(「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん」「私の解放日誌」)
04 キム・ボトン(「D. P. ―脱走兵追跡官―」)
05 キム・スジン(「マッド・ドッグ~失われた愛を求めて~」「怪物」)
06 パク・バラ(「シュルプ」)
07 パク・ヨンソン(「恋のドキドキ♡シェアハウス~青春時代~」
08 パク・ジェボム(「ヴィンチェンツォ」「神のクイズ」)
09 ペク・ミギョン(「力の強い女 ト・ボンスン」「Mine」)
10 ソ・スクヒャン(「パスタ~恋が出来るまで~」「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~」)
11 ソンチョイ(「調査官ク・ギョンイ」)
12 ソン・ジェジョン(「アルハンブラ宮殿の思い出」「ユミの細胞たち」)
13 シン・ハウン(「海街チャチャチャ」)
14 ヨン・サンホ(「地獄が呼んでいる」)
15 ヤン・ヒスン(「知ってるワイフ」「イルタスキャンダル~恋は特訓コースで~」
16 ユン・ソンホ(「こうなった以上、青瓦台に行く」)
17 イ・ナウン(「その年、 私たちは」)
18 チョン・ドユン(「魔女の法廷」「大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~」)
19 チョン・ソギョン(「マザー~無償の愛~」「シスターズ」)
20 チン・ハンセ(「人間レッスン」「グリッチ―青い閃光の記憶―」)
21 ファン・ジニョン(「逆賊―民の英雄ホン・ギルドン―」「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」)
22 ユ・ボラ(「あなたに似た人」「ただ愛する仲」)
【翻訳者プロフィール】
岡崎暢子 (オカザキ ノブコ) (翻訳)
韓日翻訳・編集者。1973年生まれ。
出版社はじめ各種メディアで韓日翻訳に携わる。『韓国テレビドラマコレクション』(キネマ旬報社)2015~2020年まで編集統括。
訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』『教養としての「ラテン語の授業」』『人生は「気分」が10割』(以上、ダイヤモンド社)、『頑張りすぎずに、気楽に』(ワニブックス)、『K-POP時代を航海するコンサート演出記』(小学館)、『作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文』(CCCメディアハウス)などがある。