橙書店発行の文芸誌18号。年を重ねると大切に思う人との別れが増えますが、今回もまた別れの手紙がひとつ。黒田征太郎さんから、交通事故で急逝されたサン村田さんへの手紙です。表紙も黒田征太郎さん。おなじみの池澤夏樹さんや、もちろん石牟礼道子さんや渡辺京二さんの言葉も並びます。それから、ぼんくま実行委員会主催の「砂鉄と久子の日曜放談」、配信はないのかとお問い合わせが多かったので、誌面にて掲載することにいたしました。アナログですみません。お楽しみいただけますと幸いです。
〈目次〉
「サンのこと」 黒田征太郎
「女神の顔」 池澤夏樹
「ほんの厚み」 川野太郎
「夜に」 渡辺京二
「年プ」「朝」 石牟礼道子
「若くて苦い言葉たち」 ゆうた
「麻雀放浪記あるいは夢の実現」 吉本由美
「鶯」 磯あけみ
「飛行機雲の向こうに」 浪床敬子
「言葉と言葉の間」 田尻久子
「砂鉄と久子の日曜放談」 武田砂鉄×田尻久子
「震える」 坂口恭平
編集:アルテリ編集室(橙書店)P152 A5判 2024年8月刊 デザイン:大畑広告準備室 装画:黒田征太郎
(引用先:橙書店公式サイト)