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のもとしゅうへい『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』

残り2点

1,980円

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その港町が僕のことを追い出したとき、すでにひとつの冬がおわろうとしていた。一方その頃オフィスビルに住む老人は、バス停を押す女は、名前のないワニは、インターネットの予備校生は──。透明な移動が曖昧な身体を運び、見知らぬ他者の生活を静かに貫くロードムービー。(帯文より) 現代という時代の圧倒的な加速感に身を委ねながら、その内側へ虚構の風景を立ち上げる詩人・のもとしゅうへいによる初めての小説作品。執筆から装幀までを著者自身で手がけた一冊です。オンラインや各地書店での取扱いの他、アート作品を発表し観覧する展覧会という機会をはじまりとして、来場した皆さまが手に取り、それぞれの生活へ帰っていった後も細く長く関わりを持ち続けられるような本のあり方を探っています。 著者紹介) のもとしゅうへい / shuhei nomoto
1999年高知県生まれ。東京藝術大学美術学部在籍。2022年より執筆活動を行い、『ユリイカ』(青土社)や『現代詩手帖』(思潮社)に新人作品として詩が掲載される。生活と並行して、企画・執筆・編集・装幀・販売までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続け、写真・イラストレーション・グラフィックデザインなど、複数の表現領域を行き交いながら制作を行う。言葉や視覚表現を用いて、現代社会における不条理なものごとを虚構の風景に置き換え、実世界の姿を別の角度から記録することを試みている。現在は神奈川県・真鶴町に暮らす (のもとしゅうへいnoteより引用)

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