わたしの声が
きこえますか
白い火を
灯して
一緒に
うたってほしい
ふたり
ほんとうに
生きること
夢と
うつつの
あわいで
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『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)より約4年ぶりとなる、西尾勝彦の新詩集です。
イスラエル発の革靴「NAOT」のウェブサイトに連載された詩に加筆し『ふたりはひとり』はうまれました。
たとえ会えなくても、触れることができなくても、大事な人や存在との世界が、ゆるぎなく、これからもずっとつづいていきますように。
「ふたり」も「ひとり」も、同じように大事であれますように。
そんな願いをこめて『ふたりはひとり』の制作にあたりました。
著者 西尾勝彦
四六判変形 135×140・上製・帯付き
108ページ
2000円+税
発行 2021年3月21日
発行所 七月堂
発売 2021年3月下旬~4月初旬
ISBN 978-4-87944-411-7
装画・挿絵 小川万莉子
組版・装丁 川島雄太郎
撮影 菊井崇史
(七月堂公式サイトより引用)