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仕事文脈編集部『若者の戦争と政治』(タバブックス )

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むしろ「学ばなかったこと」のほうが印象深いかも(26歳) 「先生だから政治的意見は言えない」と、"中立"であることにこだわっていたのが印象的(23歳) 「社会や政治に無関心な若者」は、こうして生まれたー 1994~2004年生まれ、20代50人に聞いた、戦争と政治。 「慰安婦」の文字が教科書から消され、戦争における加害の歴史を学ばなかった。 性教育がバッシングされ、激しいジェンダーバックラッシュが起こった。 生きづらさを自己責任で丸め込まれ、「ゆとり」や「さとり」と後ろ指をさされる。 第2次安倍政権下で義務教育期を過ごしたかれらは、当時の政治や教育にどう影響され、何を感じてきたのか。生まれ育った1994-2024年の政治、教育、文化、社会の動きを年表で振り返るとともに、若者たちの声を聞く1冊。 戦争を起こさないようにするのは誰か。問われなければいけないのは政治だ。(寄稿 武田砂鉄) 前書きなど  弊社発行の雑誌『仕事文脈vol.24』(2024年5月)で、「〈戦争〉をどう捉えていますか? 20代に聞く実感、教育、アクション」という記事を掲載しました。終戦から80年近くが経ち、戦争が遠いものとなっている一方、SNSを開けばウクライナ侵攻やパレスチナでのジェノサイドの情報がリアルタイムで流れてくる、そんな状況で現在20代の若い世代は「戦争」にどんなイメージを抱いているのか。それを聞いてみるために、学校でどのように学んだか、どんな情報を持っているか、具体的に行動していることはあるか、などについて12名にアンケートをとりました。その回答は、どれも真摯にテーマに向き合い、具体的な体験を自分のことばで書いてくれたものでとても読み応えがありました。  若者は、社会に無関心と言われるが、それはなぜか。その背景が垣間見られるような回答の数々を受け、もう少しこのテーマを深めてみるために企画したのが、本書です。  今回、「戦争」とともに関心が薄いとみられている「政治」についての問いを立て、20代50人に調査を行いました。それぞれについて子ども時代に受けた教育や情報のことを聞くとともに、戦争、政治について考えていること、行動していることを自由に書いてもらいました。 平成の時代から令和の初期の頃、社会情勢や政治はどうだったか、どんな教育が行われていたのか、かれらの育ってきた過程と併せて、「若者」について考えるきっかけになればと思います。

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