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南陀楼綾繁『書庫をあるく』(皓星社)

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2,530円

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「図書館で本を見るとき、開架の書棚はその図書館のいわばよそ行きの顔であり、本質はむしろ、書庫にこそあるのではないか--。」(はじめに) そんな著者の疑問から、本書の企画はスタートしました。 全国各地の図書館・資料館の、利用者が普段は入ることができない閉架書庫に足を踏み入れ、そこで出会った本や資料を紹介するとともに、書庫内を知り尽くす「ヌシ」のような館員の皆さんに、資料の管理や活用について取材を重ねてきました。全国各地にある15館の図書館・資料館の魅力の源泉に迫ります! (「日本の古本屋」メールマガジン人気連載の書籍化です) 目次 はじめに 《地域の知を育てる》 県立長野図書館 --書庫の「中」と「外」をつなげる 伊那市創造館 --時代の風を受けながら 宮城県図書館 --「本の虫」たちの系譜 長岡市立中央図書館・文書資料室 --戦災から復興した「文化の町」の象徴 釧路市中央図書館・釧路文学館 --「文学の街」の底力 《遺された本を受け継ぐ》 東洋文庫 --本の旅の果てに 国立映画アーカイブ--個人コレクションをめぐるドラマ 草森紳一蔵書--草森さんの本は川を渡って 大宅壮一文庫--「集団知」が生んだ雑誌の宝庫 遅筆堂文庫--小さな町に「本の海」が生まれるまで 《本を未来へ》 国立ハンセン病資料館--患者たちの手で集め、守った資料 長島愛生園神谷書庫--バトンは受け継がれる 大島青松園--島の読書生活をたどる 新潮社資料室--出版史を体現する資料に囲まれて 日本近代文学館--作家たちが託した夢 あとがき 著者プロフィール 南陀楼綾繁 (ナンダロウアヤシゲ) (著) 1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」前代表。「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。著書『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』(皓星社)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、『「本」とともに地域で生きる』(大正大学出版会、11月刊行予定)、編著『中央線小説傑作選』『中央線随筆傑作選』(中公文庫)ほか。

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