
デンマークの作家イェンセン(一八七三─一九五〇)による傑作歴史小説。凶暴な王クリスチャン2世と破滅的な傭兵ミッケル。二人の運命を中心に一六世紀北欧の激動を描く。視覚、聴覚、幻覚のイメージを巧みに駆使した生々しい筆致が胸に刺さる。「二〇世紀最高のデンマーク小説」として読みつがれる、ノーベル賞作家の代表作である。
目次
はじめに
主要登場人物
第一部 春の死
第二部 大いなる夏
第三部 冬
訳者解説
訳者あとがき
作中略年表/作中関連地図
文庫判 縦148mm 横105mm 厚さ16mm 重さ 212g 412ページ
定価 1,020 円+税 1,122 円(税込)
ISBN978-4-00-327461-3