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長田弘『世界は一冊の本』(筑摩書房)

880円

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本を読もう。もっともっと本を読もう。世界という名の一冊の本を。「書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって、本なのだ」本を読みながら、私たちはあまりに多くの人と、言葉と、景色と出会い、別れていく。友の魂へ、母の魂へ、あるいは遠く離れた異国の魂へ。詩人がのこした祈りのための、そして人生を読み解くための傑作詩集。 解説 岡崎武志 カバー画 田中紗樹「存在の合図」 カバーデザイン 鈴木成一デザイン室+宮本亜由美 目次 誰でもない人 人生の短さとゆたかさ 立ちどまる ことば ファーブルさん なあ、そうだろう 友人の死 役者の死 青函連絡船 詩人の死 無名の死 父の死 母を見送る 黙せるもののための 十二人のスペイン人 嘘でしょう、イソップさん 五右衛門 世界は一冊の本 おぼえがき 解説 岡崎武志 著者プロフィール 長田 弘 (オサダ ヒロシ) (著) 長田 弘(おさだ・ひろし):1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡─ミラクル─』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。ちくま文庫の既刊に、エッセイ『読書からはじまる』『すべてきみに宛てた手紙』『自分の時間へ』がある。15年5月3日、逝去。 文庫判 144ページ 定価 800 円+税 880 円(税込) ISBN978-4-480-44036-5

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